【面接後】助手席から始まる背徳の年の差52歳と27歳の秘密

【第1部】午後の面接室で出会った女──大人の階段を上りきった彼女の眼差し

私は森山健二、52歳。地方都市にある中堅企業で管理職を務めている。
会社は大きくなく、人員補充の面接も、部門の課長と私の二人で行うことが常だ。その日も数名の応募者を迎え入れ、淡々と進めていた。

最後に現れたのは、かつて顔を合わせたことのある女性──西野遥、27歳。
両親と共に暮らし、離婚歴を持つと聞いていた。私にとっては知人の娘という印象が強かったが、面接室に入ってきた彼女は、記憶の中の幼さを脱ぎ捨てていた。

黒髪をひとつにまとめ、清潔感のあるスーツに包まれた身体。
だが、背筋の伸びた所作と、ふとした瞬間に垣間見える柔らかな唇の艶やかさは、私の理性をかすかに刺激する。
課長は「彼女が良いだろう」と即断した。私も同意しながら、心のどこかでほっとしたような、しかし説明のつかないざわめきを覚えていた。

面接を終え、帰路に立ち寄ったコンビニ。
そこに、彼女がいた。
「……森山さん」
思わず会釈をして通り過ぎようとしたが、彼女が追いかけてきて言った。
「少し、お時間いただけませんか」

助手席に座らせると、彼女は両親が不景気で職を失い、自分が働かなければ生活が成り立たないのだと切々と語った。
その声は必死でありながらも、どこか挑むように響き、私の胸の奥で火をくすぶらせた。

沈黙を破ったのは、彼女の低い声だった。
「……こういうお願いなので、私にできることをさせてください」

【第2部】助手席で解かれる沈黙──唇と舌が描く背徳の輪郭

私は咄嗟に「何をする気だ」と問いかけた。
しかし彼女は、答える代わりにそっと身を屈め、私の膝へと手を置いた。次の瞬間、ジッパーの音が響き、彼女は迷いなく唇を触れさせた。

「……んっ……」
小さく吐息を漏らしながら、彼女は私の昂ぶりを口内へと迎え入れる。
外灯に照らされた駐車場、車の行き交う気配を感じながら、彼女の舌は執拗に這い回り、唇は吸い上げるように熱を移す。
助手席で繰り広げられるその奉仕は、背徳そのものだった。

「遥……やめろ、こんな場所で……」
「いいんです……今は、これしか私にできないから」

私の抗いは次第に萎えていき、彼女の熱心な動きに翻弄されるばかりとなる。
数分後、堪えきれずに彼女の喉奥へと奔流を注ぐと、彼女はすべてを飲み干し、唇の端をぬぐいながら囁いた。
「あの……満足していただけましたか」

頬を赤らめるその姿は、面接室で見た真剣さとは違う、女の顔だった。
彼女は続けて、意を決したように言った。
「……ホテルに、ご一緒していただけませんか」

【第3部】ホテルの暗がりで解き放たれる欲望──奉仕と絶頂が織りなす夜

車を走らせ向かったラブホテルの部屋。
ベッドに腰を下ろす間もなく、彼女は再び積極的に私を貪った。
柔らかな舌で首筋を辿り、胸、腹へと吸い付きながら、右手はスカートの奥で自身を弄んでいる。

「見てください……私、もう……濡れてしまって……」
その告白に心臓が跳ねる。
ベッドに押し倒すと、彼女は自ら脚を開き、私を誘った。
挿入の瞬間、彼女は大きく声を上げ、背を反らせた。
「……あぁっ……ずっと……欲しかった……」

彼女の腰は自ら激しく動き、唇を重ねるたびに甘い声を漏らす。
「もっと……奥まで……壊れるくらいにして……」
その必死な乞いは、27歳の若さと同時に、女としての渇きを滲ませていた。

何度も絶頂を迎え、汗で濡れた身体を重ねながら、彼女は最後に微笑み、囁いた。
「これで……採用していただけますか」

私は答えられず、ただ彼女の背中を抱きしめるしかなかった。

まとめ──背徳の逢瀬が示すもの

それから私と彼女は、週に一度は逢瀬を重ねるようになった。
助手席での淫らな奉仕、騎上位での貪欲な律動、汗にまみれた抱擁。
彼女は常に“奉仕”という名目で自らを差し出しながらも、確かに私を欲していた。

52歳の私と27歳の彼女──年齢も立場も超えて、欲望に飲み込まれた。
それは正しいことではない。だが、ひとたび口づけを交わしたあの夜から、私の人生は軌道を外れ、背徳の快楽に抗えぬほど深く沈んでしまったのだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました