十日間の夢──叔母という禁断の香りに溺れた夏、罪と悦びがひとつになる夜

憧れの叔母に媚薬を盛り続けて10日後、ガンギマリ中出しハメ放題のアヘアヘ肉便器になった…。 一色桃子

美しき女優・一色桃子が魅せる「狂気と快楽の境界線」。
夏の静かな古民家を舞台に、ひとりの叔母と甥が心の奥に潜む衝動に揺れながら、理性と本能のはざまで崩れていく——。
桃子の演技は圧巻で、微かな指の震えや息づかい、そして瞳の焦点の揺らぎまでが“堕ちていく過程”を見事に体現している。
汗に濡れた肌や、夏の湿度を映し出す映像も美しく、観る者の感情を引きずり込む。
官能の裏にある「人間の脆さ」を描いた、マドンナらしい心理官能ドラマの傑作。



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【第1部】淡い憧憬──叔母という禁断の存在

 最初に「叔母」という言葉を意識したのは、たぶん十六歳の夏だった。
 父方の実家がある熊本・合志の静かな住宅街。セミの声が途切れなく降り注ぐ中、叔母の家の白いカーテンがゆらゆらと風に泳いでいた。

 叔母の名は高宮 玲子。四十歳を少し過ぎていたが、年齢を感じさせないほど、肌の張りが透き通るように美しかった。
 大きな瞳は憂いを含み、長い黒髪は背中までまっすぐに落ちている。
 「玲子おばさん」と呼ぶたび、口の奥にほのかな甘苦さが残る。
 その呼称の中に、血のつながりを超えてしまいそうな響きを感じていたのは、僕だけだったかもしれない。

 その夏、僕は大学受験のために数日間、叔母の家に泊まることになった。
 叔父は単身赴任で不在、子どもはいない。広い家の中に、僕と叔母だけ。
 夕方、夕立の音を聞きながら縁側に座っていると、薄い白のブラウスが肌に張りついた彼女が、麦茶を差し出してくれた。
 「濡れちゃったね、恥ずかしいわ」
 笑いながら自分の胸元を押さえる指。その指が少し震えていた。

 その仕草が、僕の胸の奥で何かを弾けさせた。

 その夜、寝つけなかった。
 二階の客間から、廊下の向こうの寝室に灯る微かな灯りを見つめていた。
 障子越しに聞こえるのは、柔らかい寝息か、それとも小さな吐息か。
 風鈴の音が、やけにゆっくりと揺れる。

 翌朝、食卓の上には、叔母の手作りのハーブティーが置かれていた。
 「最近、眠れないの。これ、少し気持ちが落ち着くのよ」
 そう言って微笑む横顔には、どこか影があった。
 僕はその影に惹かれていた。いや、惹かれずにはいられなかった。

 昼間、庭の手入れをしている彼女の後ろ姿を、何度も目で追ってしまう。
 腰のあたりに光る汗、ブラウスの下に透ける淡い下着のライン。
 「目を逸らせ」と心のどこかが叫んでも、視線は吸い寄せられていく。

 夜、ハーブの香りが部屋に残っていた。
 心臓が、理由もなく速く打つ。
 叔母の存在が、日常の中で少しずつ「異物」に変わっていくのを感じていた。
 穏やかで優しいだけだったはずの彼女の笑顔に、言葉にできない艶が宿る。
 彼女の声を思い出すだけで、呼吸が浅くなっていく。

 そのとき、階下から足音がした。
 スリッパの音。ゆっくりと階段を上がってくる気配。
 僕は布団の上で身じろぎもせず、呼吸を止めた。
 戸の向こうで、彼女の気配が止まる。
 次の瞬間――
 「起きてるの?」
 小さな声がした。
 僕は返事ができなかった。喉が乾いて、声が出ない。
 障子の隙間から、月明かりに照らされた彼女の影がゆらいでいる。

 「……暑くて眠れないの」

 その言葉の奥に、微かに震える何かがあった。
 僕はその瞬間、自分の中の“何か”が静かに壊れる音を聞いた気がした。

【第2部】火照る夜──閉ざされた家の中の呼吸

 夜が更けるほどに、家の中の空気は重たく湿り、
 呼吸をするだけで、互いの体温が混ざり合うように感じた。

 階下から立ち上るハーブティーの香りが、まだ残っている。
 カモミールとレモンバームの柔らかな香りの奥に、
 どこか甘く危うい匂いが漂っていた。

 玲子さん──もう「おばさん」とは呼べなかった。
 その名を心の中で呼ぶたび、
 体の奥が熱くなる。
 欲望ではなく、焦がれるような恋情。
 けれどその恋情が、確かに官能に変わりつつあることを、
 僕はもう否定できなかった。

 その夜、雷の遠い音が聞こえていた。
 障子越しに差し込む稲光が、
 彼女の白い寝間着を一瞬だけ照らす。
 肩が露わになり、細い鎖骨が光を受けて震えた。

 「……寝られないの?」
 そう囁いたのは僕だった。
 彼女は少し間を置いてから、小さく頷いた。
 「ねぇ、少しだけ……そっちに行ってもいい?」
 僕の返事を待つ前に、
 畳の上を歩く足音が近づいてくる。

 香りが変わった。
 洗いたての髪と、体温の混ざった甘い匂い。
 胸の鼓動が早くなりすぎて、
 音が彼女に聞こえてしまうのではないかと思った。

 座布団の上に並んで座ると、
 玲子さんの膝が、僕の膝にふれた。
 その小さな接触が、まるで電流のように全身を走る。

 「変ね……昔はあなたのこと、
  “子ども”としか思ってなかったのに」

 その言葉に、喉の奥がひきつった。
 目を逸らそうとしても、できない。
 指先が自然と伸び、彼女の髪を撫でてしまった。
 細い髪が指に絡みつく。
 その感触だけで、
 心がとろけていくようだった。

 玲子さんは抵抗しなかった。
 ただ、瞳を閉じて小さく息を吸った。
 その吐息が、僕の頬を撫でる。

 「こんなこと……いけないのにね」
 声が震えていた。
 けれど、その震えの中に、確かな欲望の音色があった。

 月明かりが障子の隙間から差し込み、
 彼女の肩と胸の輪郭を静かに浮かび上がらせる。
 白い寝間着の布地が、呼吸に合わせて上下する。
 そのたびに、淡い光と影が胸の谷間を行き来した。

 指が、その布の端をなぞった。
 彼女の身体がびくりと震える。
 「……ダメよ」
 その言葉は拒絶ではなかった。
 息と共に溶けるような、
 限界ぎりぎりの理性の残響だった。

 「玲子さん」
 名前を呼ぶと、彼女はゆっくりと目を開けた。
 そこには、恐れと同じだけの渇きがあった。
 その瞳の奥で、何かがほどける音を僕は確かに聞いた。

 唇が触れたのは、ほんの瞬きほどの短い時間だった。
 けれどその一瞬で、十年分の憧れが溶け落ちた。

 部屋の空気が変わる。
 蝋燭の炎が揺れ、
 夜の外気が静かに流れ込む。
 肌と肌が近づくたびに、
 世界が音を失っていく。

 「……もう止められないのかもね」
 その囁きは、告白でも諦めでもなかった。
 彼女自身の欲望を、初めて自分で認めた音だった。

 その夜、僕たちは何も言わなかった。
 ただ、触れ合うたびに、
 理性と罪の境界が溶けていく音を聴いていた。

【第3部】目覚め──罪と悦びの境界線

 夜が明けた。
 白いカーテン越しに射しこむ光が、部屋の中のすべての輪郭をやさしく溶かしていた。
 静寂のなかで、鳥のさえずりが遠くに聞こえる。

 玲子さんは、窓辺に背を向けて座っていた。
 髪に朝の光が透け、微かな金色を帯びている。
 昨夜の雨で濡れた庭の緑が、光を反射して瞬いていた。

 「……朝ね」
 その声はかすかで、どこか遠くを見つめているようだった。
 僕は何も言えずに、ただ頷いた。
 胸の中に残る温もりと、どうしようもない痛みがせめぎ合っていた。

 あの夜、言葉より先に心が触れてしまった。
 それが愛なのか、渇きなのか、自分でも分からない。
 ただ、確かなのは――その瞬間、僕も彼女も生きていたということだ。

 玲子さんが、ゆっくりと振り向いた。
 瞳の奥に、涙とも笑みともつかぬ光が宿っている。
 「ごめんね。あなたを巻き込んだのは、私」
 「違う。僕の方こそ……」
 言葉の続きを、彼女の指先がそっと遮った。
 その指は温かく、震えていた。

 「ねえ、私たち、忘れられると思う?」
 問いは、風のように淡く宙を漂った。
 答えられなかった。
 忘れることなどできない。
 それでも、答えなければならないような気がした。

 「……たぶん、忘れない。でも、思い出にしていく」

 玲子さんは微笑んだ。
 それは、どんな夜よりも静かな微笑みだった。
 彼女は立ち上がり、庭に向かって歩き出した。
 朝露に濡れた石畳を裸足で踏む音が、やけにやさしく響く。

 夏の風が流れこみ、ハーブティーの香りがまた部屋に満ちた。
 その香りの中に、昨夜の記憶が淡く溶けていく。

 十日間の滞在が終わるころ、僕はもう「少年」ではなかった。
 誰かを想うことの重さと、美しさと、そして痛みを知った。

 玲子さんは駅まで送ってくれた。
 列車が動き出すとき、窓の外で小さく手を振る姿が見えた。
 風に髪がなびき、陽の光がその輪郭を包みこむ。
 その姿を最後に、僕の視界は静かに滲んでいった。


【まとめ】十日間の夢──心の奥で続く呼吸

 人は、触れてはいけないと知りながら惹かれるものに、
 最も強く心を奪われる。
 それは理性の欠落ではなく、
 「生きたい」という衝動の証なのかもしれない。

 玲子さんとの十日間は、罪と悦びが溶け合う夢のような時間だった。
 だが目覚めた今、あの夢は僕の中で静かに呼吸を続けている。

 禁忌とは、人の形をした光と影。
 そこに触れたとき、
 人は初めて自分の“欲”の輪郭を知るのだ。

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