妻の裏切りを盗撮で知った夜──寝取られに目覚めた夫の禁断体験談

【第1部】真面目な妻・美緒の裏切り──かつての恋人との再会が壊した日常

私の名前は 佐藤裕也(さとう ゆうや)、34歳。
メーカー勤務の営業職で、結婚してからもうすぐ四年になる。妻の名前は 美緒(みお)、31歳。銀行で窓口業務をしている。誰から見ても真面目で優しく、控えめな美しさを持った女性だ。
結婚当初から、私は「この人に裏切りなんて絶対にない」と信じて疑わなかった。

しかし、その信頼はある日の夕暮れ、無惨に崩れ落ちる。
偶然、取引先への移動中に見かけたのは、ラブホテルの前で腕を組みながら出てくる妻の姿。そして隣には、見覚えのある男。大学時代の彼女の元恋人、**高橋慎司(たかはし しんじ)**だった。

「……嘘だろ」

胸の奥で血が沸騰するような怒りと同時に、言葉にできない震えが走る。
裏切られた絶望感に押し潰されそうになりながらも、私はその場で叫ぶことすらできなかった。心臓は潰れそうなほど脈打ち、喉は乾き、汗が背中を滴る。
だがその一方で──目を逸らせなかった。妻が笑っている。その笑顔は、私には見せたことのない、艶を帯びた「女」の顔だった。

その夜、私は決意する。
すべてを暴き、すべてを手に入れるために。
私は仕事の出張を装い、家を空ける準備を始めた。ポケットには三台の小型カメラと、盗聴器。自分でも信じられないほど冷静に、私は「裏切りの証拠」を仕掛ける夫になっていた。


【第2部】盗撮カメラが捉えた真実──嫉妬と興奮が交錯する夜の映像

その夜、私は市内のビジネスホテルの一室にこもり、震える手でSDカードを差し込んだ。
再生された映像には、我が家の寝室。私と美緒が幾度も抱き合ってきたベッド。
その上で、彼女はかつての恋人・慎司に身を委ねていた。

「んっ……だめ、こんなの……でも……」
かすかな抵抗の声は、すぐに甘い吐息に変わった。
シャツを脱がされ、白いブラジャーが乱暴にずらされ、あらわになった乳房に口づけられる。
その瞬間、美緒の口から零れた声は、私の知らない女の声だった。

画面の中で、彼女の下着は足元に散らばり、慎司の指が秘部を探る。
「いや……あっ……そこ……だめ……」
潤み始めた蜜の匂いが、画面越しにも漂ってくるようだった。
その秘裂に男の欲望が押し込まれると、美緒は背を反らせ、目を閉じ、長い吐息をもらした。
「んんっ……あぁっ……しんじ……」
その声を聞いた瞬間、胸を締めつけられるような嫉妬に苛まれたはずなのに、私の下半身は硬く張り詰めていた。

肉がぶつかる湿った音、汗の光、絡み合う舌。
彼女の身体が震え、快楽に抗いきれずに足を大きく開いていく。
「もっと……奥まで……」
その声に私は絶句した。
妻の奥深くで、彼のものが脈打ちながら出入りしている。
その光景を凝視しながら、私は右手を動かさずにはいられなかった。

怒りと屈辱と快感。
三つの感情がカオスとなり、私は画面の中の妻が絶頂に達するのと同時に、ベッドの上で果てていた。


【第3部】寝取られに堕ちる夫婦──嫉妬が快楽に変わる螺旋

翌日、私は何事もなかったかのように帰宅した。
キッチンでエプロン姿の美緒が振り返り、微笑む。
その笑顔の裏に、昨夜の淫らな余韻が潜んでいることを、私は知っていた。
そして私は──その事実に興奮していた。

その夜、私は妻を強く抱いた。
「昨日の夜……楽しかったか?」
耳元で囁くと、美緒の肩がびくりと震える。
「な、何のこと……」
動揺を隠す声。しかし、身体は正直だった。濡れ始めている。
私は激しく腰を突き立て、彼女はあの映像と同じように声をあげた。
「やだ……もう……んっ……あぁ……」
それは、私が求め続けてきた妻の声でありながら、昨夜の映像と重なり合う「寝取られた女の声」でもあった。

その後も、美緒の不倫は続いた。
同級会と称して出かけ、朝帰りした夜。私は脱衣所を覗き、精液にまみれた下着を見つけた。
鼻を突く匂いに、理性が焼き切れる。
怒りに震えながらも、私はその布を手に取り、昂ぶる自分を抑えきれなかった。

そして理解した。
私は完全に「寝取られ」という甘美な毒に支配されているのだ。
妻が他の男に抱かれるほど、私は妻を強く抱きたくなる。
嫉妬と欲望が螺旋を描き、果てしなく深みに沈んでいく──。


まとめ──寝取られ体験談が照らす人間の官能の深淵

この物語は単なる不倫の告白ではない。
それは「寝取られ」という行為が持つ、人間の官能の構造を露わにする体験談である。

裏切りを目の当たりにしながら、怒りと屈辱に震えつつも、なぜか昂ぶる。
嫉妬の炎が、同時に欲望の焔でもあるという逆説。
奪われたからこそ、より深く求めたくなるという倒錯。

それが人間の奥底に眠る本能なのだ。
私、佐藤裕也はもう後戻りできない。
妻・美緒が他の男に抱かれるたび、私はより一層、彼女を欲する。

──寝取られとは、愛と欲望の交差点。
そこに堕ちた者だけが知る、終わりなき官能の迷宮なのだ。

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