官能体験談【ゾンビ花嫁の夜】大学サークルの禁断コテージで覚えた見られる快楽

【第1部】仮装の裏に隠された渇き──誰にも知られたくない私のスイッチ

私は中原結衣(なかはら・20歳)。大学のアウトドアサークルに所属し、夏も秋も山や海へと出かける日々を過ごしていた。
明るく天然だとよく言われるけれど、私には誰にも言えないもう一つの顔がある。──お酒を飲むと理性が吹き飛び、身体の奥に隠された「スイッチ」が入ってしまうことだ。普段は内気で大人しいのに、アルコールが喉を通ると、まるで別人のように大胆になってしまう。

サークル恒例の二泊三日の秋キャンプ。その二日目はキャンプファイヤーとハロウィンイベントが重なり、皆が思い思いの仮装を披露する日だった。
私は市販のコスプレ衣装では満足できず、自分で工夫することを選んだ。通販で手に入れた白いワンピースを裂き、木炭や灰を擦りつけ、焦げ跡をつくり、すすで黒ずんだベールを合わせる。仕上がりは「ゾンビ花嫁」。ただし友人からは「火事場から逃げ出した人」と笑われた。

それでも私は満足していた。問題は丈の短さだった。屈めば簡単に下着が覗いてしまう。だから私は、安物の白いコットンショーツにも同じように木炭で汚し、衣装と一体化させた。「見えても仮装の一部」──そんな小さな安心感を抱えて。

だが当日の反応は冷たかった。周囲は派手に仮装を決めていて、私の地味でリアルすぎる姿は埋もれてしまったのだ。胸の奥に広がる小さな孤独。
そのときだった。
「……結衣、めちゃくちゃ似合ってるよ。リアルでちょっと怖い」
そう言って笑ったのが、三年の先輩・藤沢亮介だった。
背が高く、涼しげな目元で、どこか影のある彼。その言葉だけで、私は救われた気持ちになった。

火の粉が夜空に舞う中、私は彼の隣で酒を口にした。グラスを重ねるごとに頬が熱くなり、あの“スイッチ”が入っていくのを自覚した。
「結衣、気をつけろよ。ずっとスカートの中、見えてる」
囁かれ、私は笑ってスカートを摘み上げる。すすけたショーツを皆に見せつけながら。
「知ってるよ。衣装だから、ほら……ゾンビ仕様」
羞恥心は、もうどこにもなかった。

【第2部】禁止されたコテージの扉──背徳を愉しむ視線と笑い声

キャンプファイヤーが終わると、藤沢先輩が私を誘った。
「もう少し飲みなおそう。四人でさ」
彼と、同学年の吉田、そして吉田の恋人で小悪魔的な真央。男女混合でのコテージの出入りは禁止されていたが、酒に支配された私はその禁を軽やかに破った。

部屋に入ると、持ち込んだ酒を並べ、四人でグラスを重ねた。笑い声が響き、アルコールがさらに血を巡らせる。
「その衣装、めっちゃいいな。俺にくれよ」
藤沢先輩の声。
「いいよ、安物だし」
無邪気に答える私に、彼はさらに踏み込んだ。
「じゃあ……パンツもセットで」

普通なら冗談で流す言葉。けれど私は笑いながら挑発した。
「パンツもいいよ。ただし三千円ね」
「それブルセラやん!」吉田と真央が声をあげて笑う。

悪ふざけの延長のはずだった。だが酒と欲望が絡み合い、空気は甘く湿り始めていた。
「結衣……ほんまに脱ぐん?」
真央が面白そうに問いかける。
「……見たい?」
私の口からこぼれた声は、もう理性を失っていた。

バッグから替えの下着を取り出し、その場で立ち上がる。スカートを捲り、指先をかけ、すすけたショーツをゆっくり下ろす。空気が太腿を撫で、背筋がぞくりと震える。
「……やば」
藤沢先輩の低い声。

私はその場で新しい下着を履き、裂けたドレスを脱ぎ、背を向けて服を着替えた。裸の背中を一瞬だけ晒す。火照った空気の中、視線が突き刺さるのを全身で感じた。

濡れたショーツを差し出すと、三人は声をあげた。
「……これ、ほんまに濡れてる」
藤沢先輩の指が、私の湿りを確かめるように布をなぞる。その仕草を見ただけで、胸の奥が痙攣するように疼いた。

【第3部】制御不能の花嫁──燃え尽きるまで続いた背徳の夜

もう後戻りはできなかった。
藤沢先輩が私の顎を持ち上げ、唇を近づける。アルコールと熱に滲んだ吐息が絡み、唇同士が触れた瞬間、頭の奥が白く弾けた。
「ん……っ……」
喉の奥から零れる声を抑えようとしても、止められない。

真央は笑いながら、吉田の腕に絡みつき、その様子を愉快そうに眺めている。
「結衣ちゃん、スイッチ入ったね」
彼女の声は小悪魔的で、まるで煽られているようだった。

藤沢先輩の手が裂けたドレスの残骸を払い、腰に回る。熱い掌が素肌をなぞるたび、私は声を殺して震えた。
「やだ……でも、もっと……」
抗うように言いながら、身体は素直に開いていく。

背徳感が熱に変わる。友人たちが見ている前で、私は女として剥き出しにされていく。
「結衣……かわいい」
耳元で囁かれた瞬間、腰が勝手に震え、息が途切れた。

真央の笑い声、吉田の囁き、そして先輩の荒い呼吸。全てが混ざり、熱と湿度が部屋を満たす。
私の喘ぎはやがて抑えきれなくなり、炎の余韻のように夜を焦がした。

──誰も止めなかった。
だからこそ、私は暴走できた。
酒と視線と欲望に呑まれ、制御不能の花嫁として燃え尽きるまで。

まとめ──ゾンビ花嫁が手に入れた背徳の快楽

あの夜、私はただの仮装の一員ではなくなった。
すすけた衣装と濡れた下着は、私が女として目覚めた証であり、背徳の象徴となった。

「見られている」──その快感に酔い、声を漏らし、理性を捨てた。
誰も止めてくれなかったからこそ、私は最後まで堕ちていけた。

炎と笑いと喘ぎ声が混ざりあったあの夜の記憶は、いまも身体の奥で燻り続けている。
そして時折、思うのだ。
──もしまたあの“スイッチ”が入ってしまったら、私はどこまで堕ちてしまうのだろう、と。

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