複数プレイ体験談|横浜42歳主婦が語る理性を失った夜の告白

【第1部】横浜に暮らす42歳・沙織──妻であり母である日常の奥に潜んでいた渇き

私は42歳の沙織。横浜のベイエリアにある商社で一般事務をしている。家に帰れば、大学生になった息子と、単身赴任中の夫が残した空気が混ざり合う静かなリビングが待っている。

「きちんとした母でいなければ」──そう自分に言い聞かせてきたけれど、夜更けに一人で窓辺に立つとき、胸の奥に形のない疼きが広がっていた。満たされているはずの生活に、どうしても隠し切れない空白がある。その空白に触れまいと、私は同僚との月一度の飲み会を「息抜き」として正当化していた。

三月の連休前の金曜、同じ課の女性ふたりと飲んでいた居酒屋で、隣にいた四人組の男性に声をかけられた。背広姿、同世代より少し若い。彼らの視線は、ただの社交的なものではなく、どこか挑発的な熱を帯びていた。

「このあと、少しどうですか?」

普段なら笑って断るのに、その夜の私は違った。胸の奥で眠っていた疼きがざわりと動き、気づけば頷いていた。

案内されたのは、その中のひとりのマンション。リビングには大きなシアターがあり、スクリーンいっぱいに艶めいた映像が映し出される。エロティックなビデオ──けれど、嫌悪感はなかった。むしろ、抑えてきた欲望の芯を鋭く突かれるようで、息を飲む。

「映画館みたいでしょ」

そう笑う声が耳に落ちたとき、私の心臓は速く打ち、膝の上の指が自然に震えていた。グラスのビールはすぐに空き、焼酎の熱が喉を滑り落ちるたび、理性の膜が音もなく剥がれていく

視線の先の映像の喘ぎ声が、やがて現実と重なり合っていくことを、このときの私はまだ知らなかった。

【第2部】スクリーンに映る欲望と重なる身体──理性が剥がれ落ちた瞬間

ソファに沈み込む私の肩に、いつの間にか一人の男性の腕が回っていた。アルコールのせいだと自分に言い聞かせようとしても、胸の奥は否応なく高鳴っている。

「大丈夫? 嫌なら言って」
耳元に落ちるその声は、やさしさと同時に甘い罠のようだった。

気がつけば、彼の唇が私の唇を塞いでいた。抵抗する素振りすら、どこか演技めいていた。ビデオの中の女優が吐き出す濡れた喘ぎ声と、私の喉奥から零れた声が重なって、もう現実と虚構の境目は曖昧になっていた。

シャツのボタンがひとつ外されるたび、肌がひやりと空気にさらされ、同時に熱い掌が滑り込む。指先が胸の曲線を辿ると、理性がじりじりと後退し、残されたのは女である自分の本能だけ。

「……沙織さん、震えてる」
囁かれると、余計に身体は正直に反応した。

気づけば、片方の手は無意識に前に座る別の男を探り、硬く脈打つ熱を指で握っていた。舌の上には別の熱が触れていて、代わる代わる押し寄せる衝動に、頭の中は真っ白になっていく。

「やだ……でも、気持ちいいの……」
思わず漏れた自分の声に、羞恥と同時に甘美な震えが走る。

スカートの裾がめくられ、太腿を這う手が中心に近づいていく。ビデオの中で激しく揺れる腰と、私の腰が同じリズムで揺れ始め、スクリーンと現実が完全に重なった。

背中を押されるようにソファに仰向けに倒れ、視界の端にスクリーンの淫らな光が滲む。その光を浴びながら、私は初めて「複数の視線に抱かれる快感」に身を委ねていった。

【第3部】入り乱れる熱──複数の腕に溺れて

仰向けになった私の身体に、複数の腕が同時に触れていた。背中を支える手、太腿を押し開く手、指先で敏感な突端を弄ぶ手。どこからが誰のものか、もう区別できなかった。

「沙織さん……きれいだ」
耳に囁かれた声と同時に、下腹部を突き上げる強烈な衝撃。思わず背を反らし、押し殺そうとした声が零れ出た。

「……あぁっ……やだ、でも……もっと……!」

唇には別の熱が押し当てられ、舌を絡め取られる。喉奥まで塞がれるたび、視界が白く弾ける。両手には脈打つ硬さが代わる代わる握らされ、指先まで熱に染まっていく。

代わる代わる押し寄せる律動に、腰は勝手に応え、足先までもが震えていた。背後からの激しさと、正面からの熱、そして耳元の囁きが重なり、私は自分の身体が幾つにも裂けて快楽に溺れていく錯覚に捕らわれた。

「もう……無理……あぁ……!」

叫んだ瞬間、波が一気に押し寄せる。胸の奥で張り詰めていたものが弾け、何度も絶頂に飲み込まれた。ひとつの絶頂が終わる前に次の快楽が与えられ、息を整える暇もなく溺れていく。

スクリーンにはまだ映像が流れていた。だが、現実の私の声はそれをかき消し、部屋を満たしていた。視線、舌、熱、喘ぎ、触覚……すべてが乱舞し、時間の感覚は完全に消えていた。

最後に残ったのは、燃え尽きたような脱力感と、複数の影に抱かれているという圧倒的な余韻だった。ソファに沈む私の頬には、まだ熱い涙がひとすじ伝っていた。

【まとめ】複数の腕に抱かれて知った、私という女の本質

横浜で暮らす主婦として、私は「母」「妻」「事務員」という役割の中で生きてきた。けれど、三月の夜に訪れたあの体験は、それまで覆い隠してきた本当の私を浮かび上がらせた。

複数の男性に触れられ、代わる代わる貫かれ、口も指も腰もすべてが欲望に支配されたとき、羞恥は快楽へと転じ、抵抗は甘い服従へと変わった。

「こんな自分がいるなんて……」

震えながらもそう実感した瞬間、私は女として生まれ変わったのだと思う。日常の静けさの奥に潜んでいた空白は、あの夜の淫らな熱で満たされた。

燃え尽きた後の静寂に横たわりながら、私の心の奥では、まだ燻るように熱が残っていた。
それは罪悪感ではなく、もう一度、女でありたいと願う欲望の火

――あの夜を思い出すたび、理性の隙間から火が立ち昇る。
そして私は知った。人は誰しも「役割」を超えた深淵を抱えている。
私の深淵は、入り乱れる快楽の中で目覚めた“女の本能”そのものだった。

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